愛知万博(愛・地球博) ボランティア活動日誌

開催期間 2005年3月25日〜9月25日

21世紀始めての万博が始まりました。
地元 愛知県で行われることもあり 万博の何かに係りたいと思いボランティアを行うことといたしました。
いろいろな出会いを大切に精一杯活動をさせていただきます。

会場内のキッコロゴンドラ

日本初のリニヤ(リニモ)

大地の塔と飛行船

3月 7日 現地見学会で初めて会場内へ足を運びました。この日は、ボランティアの制服(黄色いベスト)と帽子・ポーチを受け取りました。
       三千人が30分単位に分けられて受け取りの列に並んでました。
       広い敷地には、いろいろなパビリオンが工事の真っ最中でありました。残念ながら中には入れませんでした。
       警備の研修や売店等の販売研修があちこちで行われていて、もうすぐ始まる雰囲気を味わってきました。
       日本初と言われるリニヤモーターカー(通称 リニモ)にも乗りました。まったく静かで揺れるようなことはありませんでした。


3月15日 本日は、瀬戸会場にある市民パビリオンの現地研修があり参加いたしました。
       風も強く寒く冷え込んでいましたが、多くのボランティアが参加いたしました。
       長久手会場に比べ瀬戸会場は小さく、市民広場という感じでありました。また、長久手会場とはゴンドラ・電気バスで結ばれるということでした。
       市民グループが毎日何かの発表を行うことは万博始まって以来のことだそうです。
       注意事項を聞き後は本番を待つだけとなりました。私の初陣は3月27日と決まりました。

3月27日 万博が始まって3日目 始めての日曜日です。天気は晴れ、万博初日は雪が降り、昨日は雨となりましたが今日は晴天。
       明日は雨の予想である。
       朝早く家を出て、万博八草駅からスタップバスに乗り込み会場へ向かいました。
       事務室で挨拶をし控え室へ案内されました。初めてのボランティア。いろんな出会いが心ときめいていました。
       早番は6名。男4名女2名でありました。仕事内容は、市民パビリオンに来られる方々の誘導が主な仕事となりました。
       朝礼を行いお客様の来場を待ちましたが、ほとんどの方はゴンドラの乗り口目掛けて走っていかれ市民パビリオンは素通りでした。
       やはり長久手会場への通り道に利用されているようでありました。しかし、少しずつお客様も集まりはじめ活気が出てきました。
       市民パビリオンのイベントパンフレットを手渡したり、会場の中の誘導等を行い午後1時30分遅番の方々と交代となりました。
       初めてであったので足が少し張っている感じがし、遅い昼飯をして会場を後にいたしました。
       
(入場者数 56597人)

3月29日 本日の当番は名古屋の中心地 栄 での万博広報活動の日であった。
       28日は一日中雨が降りご苦労様の日であったが、今日は風はあるものの晴天である。名古屋栄オアシス21での活動である。
       主な仕事は、万博への交通手段等の説明やらチラシ配布などであるが、まったく関係のない質問もあった。
       名古屋に住みながら知らない事が多くあることに自分でも驚いたしだいであります。
       これでは、地方から出てきた人に説明が十分できないことがあるやも・・・・・と反省の日となりました。
       
(入場者数 75091人)


4月
4月 2日 夕方から雨の予想。今年は春になっても寒く感じられる日が多い。
       春休み最初で最後の土曜日。朝の万博エキスポ列車は家族ずれで満員に近い状態である。
       弁当問題が緩和されたためか家族が多く、入口では行列が出来ていました。
       長久手会場はすごい人手になっているだろうなと思いながら事務室へ向かいました。
       やはり、市民パビリオンの入口は素通りでゴンドラへ一目散に走っていかれるお客さまばかり。
       でも10時過ぎにはパビリオンの中から大きな歓声やらが聞こえはじめ、午前中に1500名以上の入場があり沖縄ライブに聞きほれた日でした。
       
(入場者数 74900人)

4月 7日 初めての遅番である。朝から雨が降っている。会場についたらお客さんが少ない。
       市民パビリオンにもお客さんが少ない。午後から陽が差し込み暑い日差しになったものの少し寂しい日であったが、子供たちの歓声は聞こえて
       いた。
       
(入場者数 43314人)

4月12日 栄での広報活動日である。朝から雨。寒いのでホカロンを持っていった。昼から夕方にかけて7名で行った。
       万博の広報活動がいいのかパンフレットはすぐになくなり追加状態であった。話を聞くと遠くの親戚が5月の連休を利用して万博に来るという。
       ゴールデンウィークは非常に混雑しそうな予感がする。今のうちに行ったほうがいいみたいである。
       
(入場者数 53668人)

4月16日 朝から暑い日になると思われるほど日差しが強い。控え室で待っていると6名体制が4名体制という。2名欠席である。さ〜大変。
      今日のイベントは、アフリカの太鼓演奏である。朝からリハーサルで太鼓の音が響き、いい宣伝効果となっていた。
      後からわかったことであるが本日は9万人を超えたという。忙しかったはずである。4人体制ということもあるが・・・・。
      明日の日曜も大変だろうなとおもいつつ仕事を終えた。 

     (入場者数 91914人)

4月21日 昨日は春の嵐。雨風が強く大変な日であったが、今日は天気も良く絶好の万博日である。
      風は午後から少しでましたが、春風ですがすがしい気持ちのよい風となっていました。
      遠足と修学旅行で学生生徒が多く、ゴンドラもフル回転していました。
      市民パビリオンもアースディーにちなみ、トークショーが開かれていました。
      
(入場者数 78378人)

4月27日 今日は市民パビリオンの今までの最高の入りとなりました。3200人の入場が記録されました。
      昨日は昼から雷が鳴り突然の雨で最悪のコンデションとなったそうですが今日は暑くこれも大変。夏が心配である。
      特に市民パビリオンの入口は西に向いており、西陽が最高に当たる位置にありますので午後が一番暑い。そんな日に遅番であった。
      団体が目立ち 外人さんも多数入場いただきました。生け花のデモが行われていました。
      
(入場者数 89538人)

4月28日 今日も暑い。連続出勤。そして遅番。しかし今日は始めての巡回ボランティアである。事務所も違う場所にあり始めて入りました。
      多い。ボランティアの人数が今までで一番多い日になりました。3人一組で巡回。割り当てられた場所は海上広場一帯。
      明日からゴールデンウィークなので様子眺めなのか人出は少なく感じられました。歩いていると汗が出て暑い。半袖で十分。
      1時30分から4時まで巡回。30分休み6時まで巡回いたしました。後半の巡回場所は市民パビリオン周辺一帯。
      昨日行った呼び込みを見ながら巡回を行いました。知った顔が呼び込みを行っていました。
      巡回終了後ミーティグを行い活動を終えました。

     (入場者数 79661人)


5月
5月 2日 ゴールデンウィークの中日。朝から人が多く出ているという情報。開門時間が10分早くなったため朝礼もそこそこにお客さんを
       迎える準備となった。日差しは朝から強いものの市民パビリオンの入口は西に向いているため陽が当たらず風の通り道で寒く感じられる
       午前であった。
       やはりゴンドラに乗るため急ぐ人ばかりである。呼びかけても返事そこそこで走っていかれる。走ると危険であるため「走らないで
       ください。」と大声を出して注意する午前中である。11時過ぎからお客さんもそこそこ入ってくれた。
       
(入場者数 113801人)

5月 5日 子供の日である。昨日は万博始まって以来の146000人の入場があったため今日も入るであろうと思ったがそれほどでもなかった。
       私も3日に知り合いといっしょに長久手会場へいったものの大勢の人に圧倒され外国館のみを回っただけで終わってしまったが、
       万博の雰囲気は肌で感じてきた。
       そして本日は遅番であったため12時過ぎに会場に着く。お客さんが少ない。平日のようであった。(7万人以下であった。)
       張り切ってきたのに拍子抜け気分になったことも事実である。おじいさんの迷子があったとの情報が知らされた。
       長久手会場みたいに広くないためすぐに見つかるであろうと思う。車椅子で来られる方が多く感じられた日でもあった。
       今日は京都のラジオ番組のトークが行われていた。お昼には海上広場で結婚式もあった。明日は雨の予想である。

      (入場者数 68340人)

5月 8日 世界的バイオリンの奏者である佐藤陽子さんが来られる日であった。生演奏は午後からであるが並ぶらしいとの予感があった。
       早番であるため演奏が始まる時間帯は帰りの時間となっている。日曜日というのに人出がなくさみしい気もする朝であった。
       寒い。市民パビリオンの入口は朝10時ころまで寒かった。陽が差し込まないのである。
       お昼休みの間にお客さんが並び始めていた。ここで並ぶのは初めて見た。7月にホリエモンがくるというが、
       すごい人になるらしい。一応その日には私の当番は入っていない。見たい気もするのだが・・・・・・。
      
 (入場者数 78465人)

5月10日 名古屋栄の当番であった。4名で万博のお知らせ等を配布した。これから行くが何が一番いいのか?入場券はどこで売っているのか?等
       以前に比べ話題は多かった。ゴールデンウィークも終わった後であったため聞いてくる方は少なかった。
       
(入場者数 92785人)

5月11日 今日も瀬戸会場は寒い。太陽は燦燦と輝いているのに・・・。本日のイベントはパン作りの話であった。また、日本・中国・ニュー
       ジーランドの高校生のトークがメインとなっていた。ニュー人ランドの高校生は体が大きい。
       9時の開場と同時にゴンドラに向かう人たちばかり。「おはようございます。」のあいさつでゴンドラの乗り場案内となってしまう
       時間帯である。10時過ぎからパビリオンにもお客様が入りだし、健康チェックコーナーでは待ち時間が出るほどとなっていた。
       地方からの団体さんや遠足らしい高校生がゴンドラ目指して歩いていった。あれだけの人数がゴンドラで長久手開場へ行くには
       待ち時間が30分以上はあるだろうと気にしながらお客さんを呼び込んでいた。
 
      (入場者数 105450人)

5月17日 本日は瀬戸会場巡回当番2回目の日であった。遅番であったので喫茶店で食事を済ませ会場に入った。
       人手はここ毎日10万人を超えている。修学旅行等が人数を押し上げているみたいである。出席を確認後3人一組で巡回に入った。
       瀬戸会場には陶器で作成した大きな皿が展示してある。天水皿という。黒川紀章さんのプロデュースで直径30メートル高さ
       10メートルの巨大な皿が小皿3万枚並べて作ってあるものです。この大皿は通路から眺められるようになっており、記念写真の
       場所として最適な所であるため、ボランティアはシャッターを押す係りとしても活躍しているもので当然この日も何回シャッターを
       押したのか分からないくらいであった。家族・友人・同僚・団体・学生・恋人・一人だけと万博を楽しんでおられる方々ばかりであった。
       この日も風があり4時過ぎは少々寒く感じられる日でもあった。
       
(入場者数 106462人)

5月19日 寒い一日であった。昨日の雨も止んで晴れると思ったが、雲と風が出て肌寒く感じられた日となった。今日も午後からのお手伝いである。
       お昼に劇場の中では民謡が流れていた。大阪万博の歌も披露されていた。なかなかの声量である。
       5人で前半の方と交代した。前からチョウザメが展示されていたが、チョウザメをメインに呼び込みを始めた。小学生と中学生が多い。
       遠足であるという。会場を走り回るので「走ってはダメ。」という掛け声があちこちから聞こえる。でも走っている。言うことを聞かない。
       4時過ぎになると結構寒さも本格的に感じられるようになってきたが、半袖で歩いている人も見受けられた。・・・寒そう・・・。
       
(入場者数 97874人)

5月21日 今日は暑かった。夏日となった。土曜日であったためお客さんの入りは多い。市民パビリオンの出場者も本日は600人を超えるという。
       合唱あり、ダンスあり、漫才、太鼓 出場者を支持するスタッフは汗ダクダクで走り回っていた。劇場に入るお客さんも多く本日は5000人を
       超えた。ちなみに一番多く入ったのが5月3日と4日で7000人を超えたという。それに次ぐ入りであった。
       自販機の飲料も一部を残し売り切れとなってしまうほどの暑さである。一昨日とは大違い。後番5名で入口でパビリオンの説明を行い
       劇場に誘導するいつもの仕事を続けた。
      
 (入場者数 131534人)

5月24日 本日は名古屋栄でのウエルカムボランティアの日であった。4名での案内である。万博関係のチラシなども新しいのが増えていた。
       始めのうちはほとんど聞きにくる方もいなかったが、お昼近くになってきたとたん案内所は人だかりとなっていた。駐車場はどこが
       空いているかとか、一番いいパビリオンはどこか、明日行くから会場内の案内パンフレットがほしい、入場券の交換は?等々質問が
       飛び交った。
       外国の方も少なからず聞きにこられたが言葉の壁はどうしようもなく 総合案内の方に引き継いでもらった。
       昨日入場者が500万人を超えたということで、これから夏休みにかけて入場者は増えていくことになると思う。
       2時30分に遅番の方と交代し名古屋城博へ行った。大須くるみの南京玉すだれを見て短時間であったが話をしてきた。
       
(入場者数 99494人)

5月28日 暑い日となった。遅番であったため午後に会場入り。ゴンドラに乗るための列が見える。お客さんが多い。後でわかった事であるが本日の
       入場者数は開幕後一番多く15万3112人と報道された。市民パビリオンにも5千人を超える人が入った。本日のイベントは地域通貨サミット
       といい、全国から実践者が集まり発表会や展示を展開していた。万博自体人気が出てきたので平日も多く入ることと思う。
       6月の梅雨の季節が近づきつつあり、雨の心配だけは自分も怠らないようにしないと・・・・(折り畳み傘を常時携帯すればいいが・・・・)
       
(入場者数 153112人)


6月
6月 1日 今月は早番が多くある。また梅雨の時期も近づいてくる。明日は雨との予想がされている。本日は自然環境保全問題に取り組んで
       おられる作家の松平和平氏によるトークイベントが午前午後と2回行われた。やはり名が知られておられるので、朝から「どこで・
       いつから・席は?」など聞かれる方が多くあった。11時30分から1時間が午前の部であった。11時ごろから人が集まり始め時間には
       対話劇場が一杯になった。
       整理券は出してないので早い者勝ちである。若い方より若干年のいった方が多くみられた。
       一般ボランティアの方が本日からエレベーターの前に一人付くことになり、車椅子の方などをエレベーターに案内をされていた。
       また、豊田市民ラジオの女性が二人こられ、市民パビリオン入口でラジオの実況放送をされていた。
      
 (入場者数 105732人)

6月 5日 今日も暑いと思っていたら市民パビリオンの入口は風の通り道となっているので小寒い感じであった。開門が20分繰り上がり8時40分に
       なった。
       ゴンドラに急ぐ人を「おはようございます。」と言って見送るのが朝の一番の仕事である。9時過ぎにはゴンドラは30分待ちとなり、
       9時30分には50分待ちとなった。それを知ってゴンドラに急ぐ人・人・人。本日のイベントは「なごや・まちコミ 映像祭2001」で
       ビデオ映像を上映、公開審査を行っていた。海上広場では小さな子供たちが「わらべ唄」を唄っていた。
       
(入場者数 137856人)

6月 8日 今日 朝 自転車で転んで左腕を打ってしまった。あまり痛くなかったのでそのまま会場に向かったが、10時過ぎに痛み出し方より
       上に腕を上げることが出来なくなってしまった。
       しかし、痛みを堪え左腕を回したりしていたのでお客さんは何をしているのかと思ったに違いない。
       本日はお客さんの出が少なく感じられる。10時から始まるイベントもお客さんの入りが少なく呼び込みで声を大きくしていた。
       その結果、だんだんお客さんも入り始めた。11時30分からのギターによるライブが始まる頃は7割以上の席が埋まっていた。
       明日の朝 腕から肩にかけての痛みの事を考えボランティアが終わったらすぐに家に帰った。
       
(入場者数 105056人)

6月12日 今日は朝から雨の予想であったが、反して晴天。昨日梅雨の入ったはずだが・・・。いつもより暑いようである。昨日の土曜日は雨にも
       かかわらず15万人弱の人出であった。開場時間も30分早めて8時30分となったという。
       朝、ボランティア仲間とスタップと偶然出会い会場まで話しながら行く。今日も大変な混雑が予想されているという。このところ曜日
       に関係なくコンスタントに10万人を超えている。4月は人出は何であっただろう???。
       朝の様子はいつものとおり、ゴンドラに乗るためにパビリオンの入口は通り過ぎる人波である。本日の朝のメインは、日韓交流・学生
       たちの話合いそして、在日韓国女性によるファッツションショーであった。
       
(入場者数 147967人)

6月16日 雨が朝から降っている。ボランティアの行う日では始めての本格的な雨日となった。梅雨だから雨が当たり前かもしれないが、会場
       にこられるお客様は有難迷惑な雨であると思う。
       雨が降っていてもJRは人がいっぱいであるが、八草駅ではそれほどの混雑ではなかった。会場へは歩いていたが今日はバスに乗った。
       並んでいるお客さんは20名足らず。少ない原因は、モリゾーゴンドラが点検のため月曜日から止まっているためである。
       8時50分開場との案内があった。しかし、いつも走ってゴンドラに向かう人は皆無。バスに乗り換え長久手会場に向かっていく。人がこない。
       パビリオンの入口で声を出そうにも人がいない。10時までに20名程度の入り、午前中で300名強。普通の日の7分の1程度。
       入っていただけるお客さんをスタップ一同手を叩いて迎えた。
       ゴンドラの威力を考えさせられた日となった。
       
(入場者数 103659人)

6月22日 今日も朝から雨がぱらついている。17日から21日まで降っていなかったのに。と思いつつ会場に入った。昨日は10万人以下であったので
       今日も10万人はないだろうと思う。本日のメインは、エベレスト登山で有名な野口健さんのトークイベントであった。実際に会ってみると
       背も高からず低からず温和な顔立ちである。10時から11時までは和太鼓の演奏があり、11時30分から野口さんのトークが始まった。
       入場者は増える一方で会場の中は登山の意気込みが感じられる雰囲気となっていた。終了も15分延びやんやの拍手が聞こえてきた。
       やはり、名の通った人はお客さんを呼べることがわかる気がした一日であった。
       個人的なことであるが、午後おふくろが自転車で転び骨折をして即入院となった。万博の思い出の一日となった。
       
(入場者数 103401人)

6月27日 本日は蒸し暑い日となった。太陽は雲の間から顔を覗かせたり消えたりしている。久々の巡回ボランティアである。リーダーから注意を受け
       三人一組で巡回に出た。日差しがまぶしい。エスカレーターで上ってみえるお客さんに「おはようございます。」との笑顔であいさつ。
       「暑い日ですから水分を取ってください。」と一言注意も付け加えて。団体さんが多い。ゴンドラに急ぐ方ばかりはいつもとかわらず。
       小学生の一団が階段を上ってきた。黄色い帽子がまぶしい。一年生と言っていた。引率の先生も大変な仕事である。
       天水皿で写真を撮ってあげる。閑散な時間と混雑な時間が交互にある。休憩をとり海上広場の巡回に移る。広場の展示内容が変わって
       いる。電気自動車 ペットボトルと新聞紙で作った茶室 竹の部屋などが展示されていた。市民パビリオン入口に移ると顔なじみの警備員
       さんやらスタッフの人たちが忙しく動いていた。太陽は雲に隠れていたが汗は隠れもせず出てくる日であった。
       反省会で中国語のパンフレットに誤字が見つかったという。さて博覧会協会はどうするか????
       
(入場者数 99975人)

6月30日 昨日の雨も止み、太陽が眩しい日となった。遅番であったが、入場許可証がまだ発行されていなかったので警備員詰め所で市民パビリオン
       責任者と連絡をとり発行していただいた。
       遅番は3名(女性2名と私)であった。もう何回も顔を合わせている人たちばかりで昼礼後すぐ行動に入った。
       入口が模様替えされていて今まで出演された方々がバナー広告され入口に飾られていた。天井には大きな地球を模った風船らしきものが
       大小あわせ4つぶら下がっていた。風が強く吹きぬけるところであるので、バナー広告が2〜3個倒れることもあった。
       今日うれしかったことは、「よかったよ。ありがとう。」と言ってくれたおじさんの大きな声であった。また、がっくりきたことは、アメリカ人と思わ
       れる二人連れに英語のパンフレットを渡したとき「ありがとう。」という返事がきたが、「英語できる。」と日本語で聞かれた。「ほどんどダメ。」
       と答えると「勉強してよ。」と言われたことである。日本人ほど英語をはじめ外国語を話さない民族はいないらしい。
       明日から7月。入場者も1,000万人に近づいてきている。今度の出勤は7月3日だ。天気も下り坂だし明日も雨が降るだろう。
       
(入場者数 89879人)


7月
7月 3日 朝は曇り空であったが昼から降ってくるとの予報であった。息子に駅まで車で送ってもらう。本日も遅番。5名であった。案の定雨がきた。
       海上広場ではハーレーダビットソンのオートバイが展示してあった。近くでみると本当に大きなバイクである。
       また、糸鋸寿司という木工細工が人気を集めていた。紙切りが高座であるようにお客さんから要望された動物を瞬時にして電動糸鋸を使用し
       切り作るというもので正に職人である。
       劇場では、バンドの競演。イマジン・コンサートとして入れ替わりでいろいろなバンドの生演奏が繰り広げられていた。
       外は雨であるので劇場の中は満員である。
       パビリオンの入口では、7月7日の七夕短冊に自分の20年後の夢を書いて竹笹に付けると言う企画が盛況であった。
       途中で救急車がサイレンを鳴らし広場の方へ入っていった。後で知ったことであるが、食事の最中に倒れた人があったという。
       慌てるとろくなことはない。ゆっくりと見学してほしいと願うものである。さらに三河のエジソンといわれる加藤源重氏の授業が行われた。
       4日の中日新聞に大きく報道されていた。
       
(入場者数 116056人)

7月 5日 今月は遅番が多い月である。今日と明日は名古屋市内の小学生が合わせて2000人程度来場する予定の日である。エコトークセッションが
       劇場の中で行われ、小学生も参加することになっている。トークに参加する小学生は緊張しているが聞きにきた小学生は遠足である。
       パビリオン周辺のスロープを走り回っている。「走らないで!」というスタッフの声がだんだん大きくきつくなっていくのがわかる。
       「走るな!!」と大声で注意してもきかない子もいる。集団心理は恐ろしいものである。「赤信号 皆で渡れば 怖くない」といっしょ。
       4時過ぎから小粒の雨が降ってきた。7日は大変な混雑になるだろうと心配するものの当番ではない。ホリエモンの登場である。
       
(入場者数 93207人)

7月 9日 今日もどんより曇っている。雨の予報も出ている・・・・と思いきや会場に着いたら雨が降り出してきた。梅雨空がうらめしい限りである。
       本日と明日の劇場メインテーマは、「平和へのハーモニー 愛が育てるコンサート」で、各種団体の「愛と平和のメッセージ」がトークされ
       歌声とともに世界に発信であった。
       雨のせいかもしれないが、お客さんの入りが多く感じられた。色とりどりの傘が歩くのに邪魔であるが濡れるよりいいかも。一階の売店では
       万博の傘を売っていた。売れ行きも順調であるらしい。時間が経つにつれ雨粒も大きくなってきた。屋根らしいものがないのが玉に瑕であり
       折角のベンチも雨でベタベタ状態となっている。本日はギャラリーと劇場で8000人近くのお客さんが入った。
       
(入場者数 155476人)

7月14日 朝は少し雲があり、これなら今日はあまり暑くならないと考えていたら大間違い。遅番で会場に入る頃は太陽がギンギンに顔を出し、少し
       歩いただけで汗が流れ落ちてくる。市民パビリオンの入口は西日が当たる場所。休息を取りながらの呼び込みとなった。
       朝、イラクの戦争で目に怪我をした「モハマド君」が舞台に立ち、地元の小学生と交流を行った。午後は「夢の共和国」と題したトークであった。
       3時過ぎの休息時間に モハマド君と偶然にも会った。お父さんや通訳の人たちと一緒にいた。
       また、偶然にも退職前の会社の部下に出くわした。A君である。夫婦で長久手会場から瀬戸へゴンドラでやってきたところであった。
       4時過ぎる頃には西日が力を増し目を閉じると足元がふらつくような感じを受ける日でもあった。
      
 (入場者数 109249人)

7月15日 連日の勤務である。本日も午後の遅番。昨日と同じようなクラクラするような暑い日である。本日の劇場の内容は経済の難しい話である。
       大学の先生方が一人づつ講演をされた。お客さんは本当に聞きたい人たちが座っている状態であった。流れのお客さんは通り過ぎるのみ。
       昨日より暑い日となった。こんな日が続くならばスタッフの人たちは相当な体力が必要である。暑くなるのはこれからが本番である。
       
(入場者数 108322人)

7月17日 三連休の中日であったため混雑は覚悟していったが最高の人出となった。本日一日で
215,976人の入場者数となった。
       自分がボランティアとして行っていて始めての経験が多い一日となった。入場入口にはもう人人人・・・人である。8時30分開場となった。
       いつものとおりゴンドラ目掛けて走る人達に向かい「おはようございます。」「走らないでください。」「帰りにお寄りください。」と連呼。
       しかし、10時過ぎころからゴンドラに乗る列が段々と長くなってきた。30分待ち 40分待ち 60分待ち 最終的に100分待ち。最高である。
       市民パビリオンのスロープをゴンドラを待つ列で埋め尽くされたと言ってもいいぐらいである。
       劇場では、宇宙少年団の結団式があった。また稲沢の楽団が生演奏を行った。入口は人・人・人   人  人  すごい。
       ただ救われたのは、太陽が雲にかくれていたことであった。風も若干ではあるが吹いていた。
       
(入場者数 215976人)

7月21日 今日から夏休み。瀬戸会場の閉場時間が一時間長くなり午後7時までとなった。(忘れていた。)
       本日は久々の巡回ボランティアであった。今日の気温は35度以上になるという予想。しかし風が少しあり日影に行くと涼しく感じられた。
       海上広場では鵜飼の実演が行われ、竹細工にも子供たちが歓声をあげていた。市民パビリオン前ではいつものように見慣れた笑顔が
       呼び込みを行っていた。
       遊軍巡回といい、瀬戸会場の中を回りお客様からの質問や写真のシャッター押しなどをするものである。始めはデッキの上でお客様を
       出迎え、海上広場を巡回し休憩に入った。水分を補給しないと身体が参ってしまう雲ひとつない晴天である。
       休憩室でお茶をのみサンドイッチを腹に詰め後半の巡回に出た。まず大皿のところでシャッター押し、海上広場では案内等を行い
       2時となった。今日の入りは少ない。昨日も少ない。様子眺めの日みたいである。土日は混みそうである。
       
(入場者数 75055人)

7月24日 本日は曇っていて暑くなく最高のボランティア日。お客様も多くもなく少なくもなく・・・・。
       本日は3名であった。スタッフとともに朝礼を行い朝のお出迎えをする。ギャラリーではいつものようにチョウザメの展示があり、炭で作った
       いろいろなものが展示してあった。変わったものでは「たまねぎ」の皮で作った昆虫(カブトムシ・カマキリ)が展示してあった。
       会場のトークは「炭文化がかなえる自然の叡智」と題し、21世紀の暮らしを考え直すシンポジウムが開催された。
       海上広場では、山車が出て からくり が行われた。
       
(入場者数 108132人)

7月27日 久しぶりの遅番勤務。昨日は台風7号の接近でゴンドラも止まり、入場者も少なく本日はその反動があるかな?と思いながら会場についた。
       おばさん方が並んでいる。なぜ??? ヨーヨーマの演奏は午前中に終わったはずと思いつつも聞いてみると・・・・大変な午前中であった。
       ヨーヨーマの整理券を取るために午前3時過ぎから並んでいたらしい。午前6時に並んだ人は遅いという。また、台風の吹き返しの風が強く
       ゴンドラは動いていないのにかかわらず人が多い。
       市民パビリオンの入口からスロープを人が並んでいる。午後から俳優の榎木孝明さんのトークが二回あるため順番待ちをしていた。
       長久手のパビリオンみたいになった日である。午前中のボランティアは休憩が20分ほどしかなかったという。忙しかったらしい。
       午後は忙しい波も引きゴンドラも動いていないのでトークショーが始まったらパビリオンの入口は関係者ばかり。
       午後4時からゴンドラが風の中減速運転で動き出すと言う情報があり、お客様もパビリオンに戻ってきた。力はゴンドラである。
       
(入場者 99628人)

7月31日 7月最後の日曜日 曇りだが風もなく蒸し暑い日となった。午後は雨の予想であったので折り畳み傘を持っていった。
       5名の当番 8時40分開場した。朝礼を行っている横をゴンドラ目掛けて行く人々。いつもの光景である。明日から早番は一時間遅くなる。
       なぜなら市民パビリオンへの入場が10時頃からであるため。やはり10時過ぎから混み始めてきた。
       NHKで瀬戸日本館「群読」劇を放送したため整理券を取る人たちの質問が多くあった。当パビリオンのメインは「もの作り」と題してのトーク
       があった。ギャラリーも普段と変わらず賑わっていた。後番は2名であった。大変ご苦労さま。
       
(入場者数 102623人)


8月
8月 4日 体感温度は36度を超えるような暑い日となった。後番6名であったが早番は2名だった。お客さんも汗を拭きながら見学されている。
       大変な万博である。本日のメインは「自然農法」の世界的カリスマである 福岡正信氏のトークである。92歳という。隠れた有名人である。
       呼び込みも熱が帯びるが、西日も熱を持って容赦なく照りつけてくる。休憩時間に飲む「お茶」のおいしいこと。このごろはペットボトル2本を
       飲んでしまう。
       
(入場者数 100386人)

8月 7日 昨日は雷が落ちたため、瀬戸会場全体が停電して大変だったらしい。ゴンドラは雷注意報が出た段階でストップしていたためよかった。
       午後からは6名 今日も暑い。今日は「ユース世界水フォーラム」の会議を開催していた。世界的水問題への取り組みなどの対話を行って
       いた。お客様は普通とおりに入っていた。
      
 (入場者数 114609人)

8月10日 8月始めての早番。集合時間はいつもより遅くなっていたが開場は9時前になった。朝礼中に雷が鳴り、雨が降ってきた。1時間程度で止んだが
       傘の花が開いた。予報は一時雨となっており皆さん傘を持参されていた。ごりっぱ。5名の当番であった。
       本日のテーマは、地球を救う雨水の利用についてのトークである。テーマに合った雨であった。しかし海上広場は大変であった。
       万博も残り40日。お盆に入って人出はどうなるだろう。14日の日曜日が出となっている。
       
(入場者数 133889人)

8月14日 今日は雨が降るという予想であったがぜんぜん降らなかった。太陽がジンジンと照りつけてくる。最高気温は37度に達した。
       風が吹いていたので比較的暑さもしのげた。午後からは暑い日となったが朝からの当番でよかった。5名の当番であった。
       筑紫哲哉さんが「ザブン賞」のトークで来ておられた。間近で見たが、まったくきさくなおじさんという雰囲気である。整理券を午前9時から
       配布していたが知らない人が多くいて配布が終了したのが11時近くなっていた。開演は午後1時30分である。
       午後1時から整理券を持った人たちが並びはじめ150名ほどになった時点で劇場の中へ案内され入って行った。
      
 (入場者数 136851人)

8月17日 薄曇りの日であったが、午後からは強い日
差しが戻ってきた。男ばかり6名。昨日仙台で大きな地震があったが、本日のテーマは震災の
       防災に関してのトークイベント。はまりにはまった企画となった。「震災ガーディアンズ」メンバーが阪神淡路大震災の被災者の方々と
       フォーラムを開催された。お客さんの入りはいつもより多く4000人以上となった。
       終わったあと「1500万人の入場は明日か?」という話になり、明日の午前中には達成するという結論に落ち着いた。
       帰りに偶然にも以前取引のあったT家具店のN部長に会った。万博は16回目だそうである。立ち話をしすぐに別れたが久しぶりに元気な
       顔を見られた。
       
(入場者数 130449人)

8月21日 一日中雨の予想であったが、朝のうちは曇っていた。会場に着くと小雨が降ってきた。10時過ぎには大雨となった。振ったり止んだりの繰り
      返しであった。劇場にはお客さんの座るところまで紙コップで糸電話が蜘蛛の巣状態で張り巡らされていた。これは、参加者同士が繋がって
      いるという状態をデザインしたものという。また、舞台ではパタパタ動画をアニメ化したワークショップが繰り広げられていた。
      4名での当番。雨が降っていたためお客さんの入りは雨宿りを兼ねて予想以上に多かった。
      午後も雨という。台風も近づいているので早めに家路についた。
     
 (入場者数 122488人)

8月24日 曇っていたが午前中に雨が降ってきた。降ったり止んだりとなった。5名での活動。午前中の劇場及びギャラリーは地雷の問題でのトーク
      及び説明などがあった。テレビ局も集録を行っていた。今日は何だか体調がすぐれない日で元気もなかった。
      活動中パビリオン入口で迷子が一人出た。5分もしないうちに母親が見つかったが、母親の顔を見たとたん子供は大きな声で泣きはじめた。
      緊張していた糸が切れたみたいな感じである。
     
 (入場者数 134039人

8月26日 台風が去った翌日で朝から太陽が顔を出していた。最高35度という。吹き返しの風が心地よい。本日は最後の巡回ボランティア。
      列車に乗る時市民パビリオンボランティアと会う。万博八草駅から歩いて会場へ行くという。汗かきな僕はスタッフバスに乗り込んだ。
      8時30分に開場。二人一組で巡回に出た。やはり暑い日であるが、モリゾーゴンドラが午前中調整運転でお客さんの乗り込みは午後1時の
      予定という情報。質問があったらそのように答えるようにとの指示あり。台風が来るかもしれないのでゴンドラを倉庫へ入れてしまったため
      運転の調整が必要となったという。そのため瀬戸会場の人出は少ない。
      デッキでの案内 海上広場での案内 天水皿でのシャッター押しサービスを汗を拭き拭き行い昼食休憩となる。その後ゴンドラが11時30分から
      乗れるようになり少しづつではあるがお客様が増えてきた。本日巡回最後であったので1回目から5回目まで一緒であった方々とおしゃべりを
      して「また 会いましょう」と握手を交わし別れた。しかし、その二人の人たちもまだ万博と最後まで係わりをもっておられるので会場のどこかで
      会うこともあるかもしれない。
      
(入場者数 142220人)

8月28日 昨日が夏休み最後の土曜日で本日が最後の日曜日。昨日は18万人の入場者となった。本日は???と思いつつ会場に向かった。
      5名の当番。涼しい風が吹き抜けて気持ちがいい日となった。人出は多いが昨日より少ないという。名古屋では日本ど真ん中祭りの最中。
      本日のメインは、地雷の除去活動の報告などが劇場の中で行われていた。また、「奄美の心を唄う」と題して 朝崎郁恵さんのシマウタライブ
      が行われた。劇場の中には入れないほどの人人人。とうとう入場制限が行われた。ギャラリーも一杯の人。鹿児島から来た人たちが来る日を
      間違えた。と言っておられた。あと一ヶ月間 頑張ろう。
      
(入場者数 175649人)

8月30日 晴れ上がった青空。空気がうまい。だが午後から雨の予想。万博八草駅に着いてビックリ 人であふれかえっている。あと2日で夏休みが終る
      からだろうか 子供連れが多く感じられた。
      5名の当番。エコ地図というテーマでトークが劇場であった。テレビでおなじみのジョン・ギャスライトさん 鉄崎幹人さんが司会を行っていた。
      ギャラリーでは身体障害者の方がかっこよく着られる服の展示と仏像の製作を行っていた。仏像を作るのに切れ端がでる。その切れ端を
      縁起をかついで貰っていく人が多いという。ひとつ貰ってきた。
      帰るころに雲が多くなり雨がふってくるようであったので、家路を急いだが降られてしまった。
     
 (入場者数 154253人)


9月
9月 3日 今日は瀬戸会場は午後6時で閉場となる。夏休み後最初の土曜日なので混むと思い少し早めに会場についた。会場に入ってビックリ!!
      混みすぎている。いつも昼食のおにぎりを買うコンビニに入れない。レジ3つに長だの列。なんとかおにぎりを取り、レジまで30分かかった。
      ゴンドラの列が会場入口まで来ている。120分以上はかかる。横目で列を見ながら市民パビリオンに入った。すごい人出の話ばかり。
      長久手が混んでいるので瀬戸会場から長久手に入ろうとしてくる人ばかりみたいである。一度長久手から瀬戸に来たら長久手に帰れない
      とうとうゴンドラの待ち時間が3時間を超えた。25万人以上になるだろうと思った。
      広場ではクラウン(道化師)達がいろいろなパフォーマンスを繰り広げていた。劇場ではパラ・ファッション(身体障害者用)のショーが開かれ
      劇場の中もギャラリーの中も人だかりで身動きとれないようになっていた。
      呼び込みも小さな声で行い、人を整理する時間の方が多かった。自販機にもペットボトルを購入する人の列が続いていた。
      皆さんあきらめ顔でゴンドラの列に並んでおられたが、バスの方へ行かれる方も多く、燃料電池バスの待ち時間も120分以上となっていた。
      明日の日曜日も混むだろうな・・と思いつつ会場を後にした。
      
(追加  長久手会場と瀬戸会場を結ぶ電池バスのナンバープレートは全車 2005 である。始めて気付いた。一度見てください。)
      
(入場者数 249873人)

9月 7日 台風14号のためボランティア責任者より活動休止連絡あり。

9月 9日 昨日の夕刊に9月8日瀬戸会場市民パビリオン入場者100万人達成との記事が出た。本日の活動は午後から6名。やはり、閉幕が近づいている
      ので入場者は格段に多い。ゴンドラの列も長く延びてきていた。日本館の整理券も午前中で一日の分が終ってしまった。
      橋本元首相が市民パビリオンを訪れた。休憩が終った直後であったため横顔しか見ることができなかった。
      劇場では「人と馬とのやさしい関係」をテーマとしてトークが繰り広げられていた。ギャラリーでは「1000年スパンのものづくり」で仏像の
      作り方の説明がなされていた。
      
(入場数 196299人)

9月11日 昨日は万博最高の入場者で25万人を超えた。今日はその反動で20万人程度であろうと思ったが、朝は昨日より人出が多いという。
      観光バスが多い。遠くから来られるお客さんに満足してもらえるのか??
      並んで待って並んで待っての繰り返し万博である。4月5月が懐かしく感じられる。長袖にジャンバーを羽織り寒い一日を過ごしたことが
      うそのような話である。ゴンドラもバスも90分以上の待ち時間である。ゴンドラの最後尾が天水皿まで延びようとしている。
      本日の劇場では、「アジアの静かなるエコロジー」というテーマでミャンマーで環境実践を行っているウ・オン氏のトークイベントであった。
      劇場は半分程度の人で埋まっていたが、ギャラリーは人で溢れかえっていた。あと2週間で閉幕である。これから三連休が2回ある。
      30万人近くなる日は来るであろうか?????。
      今日 パビリオン入口でパンフレットを配布していたら、ケーブルテレビの松本たかねキャスターが取材調査のためだろうと思うが来られた。
      「お互い頑張りましょうね。」という言葉をかけてもらった。テレビで見るよりきれいだった。
      
(入場者数 219292人)

9月14日 朝から暑い。9月中旬というのに35度になるという。電車も満員の状態で駅に着いた。改札口を抜けることが大仕事。混みようがすごい。
      あと10日間で閉幕となるため最後の人出となって毎日20万人前後の入場者を記録している。2100万人は突破すると思う。
      会場の中はゴンドラの列が段々長く延びてきている。こんな日が毎日である。市民パビリオンの入口にも人が停滞し始めてきた。
      呼び込みより人の整理である。ペットボトルの自販機の行列を市民パビリオンの行列と勘違いして並んでいる人も多くあった。
      劇場では世界中から公募したアート作品の展示が行われていた。呼び込みをしなくともお客さんは入っていかれる。日本館の整理券も
      午前中に終了し、愛知県館の入場も60分待ち、長久手会場へのゴンドラは90分待ち、燃料電池バスは60分待ちとなっている。
      並んで待って、並んで待っての繰り返しでうんざりの顔も見られるようになってきた。暑いのに大変な重労働となっているようである。
      昼食時にスタッフ売店へ行くと上田貴子キャスターとバッタリ会った。NHKのサラサラサラダで瀬戸会場から中継している人である。
      ピンクフラミンゴも来ていた。「頑張ってくださいね。」と声を掛け パンにかじりついた。
      ゴンドラの列は長くなってもいないが短くもなっていなかった。90分待ちの状態であった。
      
(入場者数 218721人)

9月18日 三連休の中日であるので一番混みあうことが心配されていた。少し早めの電車に乗り込んだものの満員状態。こりゃ〜大変と思いつつも
      万博八草駅でビックリ。瀬戸会場まで歩くことをその場で決めた。今日は一番の人出になるなと思いつつ歩き始めた。
      皆さんリニモやバスに乗るのを諦め歩く人の多いこと。いままではあまり考えられなかったことが現実に目の前で起っている。
      会場について少したった時点で入場制限があった。ということは全体で17万人以上が会場の中に入っている現状である。
      早めに着て正解。コンビにも満員。ゴンドラに乗る待ち時間が130分。バスで90分となっていたが、まだまだ延びることが考えられた。
      遅番5名。早番と交代しチラシを配布し始めたものの人の整理の方が主力となってきた。市民パビリオンの入口も人で溢れ、スロープは
      ゴンドラの列がいつなくなるということもなく続いている。最高の人出になるであろうと思いつつ質問に答えたり場所を教えたりしていた。
      劇場では「ジェロントジローと共有の必要性」と題して会議のほかアーティストによるパフォーマンスなどが行われていた。劇場も満員である。
      帰りのバスも電車もいつもより混んでいたが後7日間こんな状態が続くような感じである。
      
(入場者数 281441人)

9月21日 万博も残すところ後4日。朝から満員と思いきや、いつもの平日のような感じ。ゴンドラも20分から30分待ちという程度。拍子抜け。
      遅番が7名となる。早番は3名という。???
      しかし、ゴンドラは市民パビリオンの入口まで延びてきており60分待ちとなっていた。劇場の楽屋がいつもより騒がしい。今日のイベントは
      シニアグループによる歌やら落語やら元気なグループが数多く出演のためリハーサルも大声を出していた。元気なお年寄り(失礼!)が
      多いこと。いつもより張り切っている感じである。
      ボランティアをしていた方も今日が最後という人が多くなってきた。さみしい限りである。折角顔なじみとなったのに・・・・。
      7名のうち4名が最終回であった。スタッフからの記念の色紙をいただき、記念写真を撮りお別れとなった。自分は23日が最終回である。が
      万博最後の25日はファイナルで出ることとなった。どんな企画が待っているのか楽しみである。
     
 (入場者数 192502人)

9月23日 朝、万博八草駅に着くと瀬戸会場の入口が混雑しているので長久手に行かれる方は直接長久手に入ったほうが早いですとアナウンスして
      いた。今までは長久手が混雑しているので瀬戸から入ってください。とアナウンスしていたのだが・・・
      バスで会場に着いたが、始めて見る方は「すごい」と思われるが、それ以上の人出を経験しているのでそれほどとは思わなかった。
      ゴンドラにしても70分待ち程度である。180分待ちを見ているので少ないと感じてしまう・・・経験とは怖いものである。
      後2日、明日は30万人以上の予想があるが・・・・朝からの勤務5名である。
      
(入場者数 234031人
      
9月25日 さて、泣いても笑っても万博最終日である。今日はグランドフィナーレでボランティア自由参加の日である。集合は3時30分であったが、
      最終の長久手会場を散策しようと午前中に出かけた。会場の中は人ごみ状態。風が若干風が強く吹いていた。夜は寒いかな???
      グローバルループをゆっくり歩いてみた。各パビリオンには行列がいつものように続いていた。昼食をと思いながら歩いたが、どこも行列。
      諦めて瀬戸会場へ行くこととし、最後のゴンドラに乗り込んだ。が、途中で1分程度止まってしまった。左右に揺れるゴンドラが上下に揺れる
      体験は始めてのことである。飛行機の滑空状態みたいな感じを受けた。同乗のおばさんたちが「どうなるの。」と心配顔で話をしていたら
      動きだした。
      とてつもなく早く来てしまったので、スタッフ専用の売店兼食堂に入った。ちょうど「ピンクフラミンゴ」の二人が食事をしていたので話をしながら
      食事をした。ピンクフラミンゴも今日が最後。朝から夜まで瀬戸会場の盛り上げ役として来ているという。
      海上広場のワークショップで鳴子を作ることとなっていたが、お客さんが多く待ち時間もあったのでやめてしまった。お客さんを送り出すための
      小道具作りであった。多くの人が作っていた。
      やがて、時間も迫って海上広場ではクラウン達が中心となってお客さんを巻き込み大いに盛り上がっていた。瀬戸会場のボランティアと市民
      パビリオンのボランティア及びスタッフがブリッジに横一列に並びお客さんにお礼を言い、別れの儀式のスタートとなった。
      ゴンドラに乗って長久手に行かれる方の行列を見ながら、クラウン達を先頭に何千というお客さんとのお別れである。
      小さな手と触れ合う時の感動、「ご苦労様でした。」の一声の感動、お客さんの目が寂しさと嬉しさとみている感動、その時間を共有できた感動
      すばらしい時間であった。こんな時間をくれた万博に「ありがとう」と叫びたい。
      瀬戸会場の入口で閉会式が始まった。愛知県館の森の妖精の歌から始まり、愛知県副知事、瀬戸市長の言葉のあと万博旗、国旗を降ろし
      閉幕となった。ケーブルテレビも中継を行っていた。
      式が終了後、スタッフとともに対話劇場にて打ち上げがあった。ボランティアも参加できうれしかった。
      私事であるが、ボランティアの制服に関係者のサインを頂き感謝しております。一生の宝物として保管させていただきます。
     
 (入場者数 244052人)


      万博短歌を一句
      万博は 自然の叡智 そのままに 雪の開会 風の閉会

     感想  ボランティアとして参加できたこと非常に喜んでいます。二度とない機会を与えていただき感謝いたしております。
          有能なスタッフ、元気なボランティア仲間、ゴルフではありませんが、メンバーに恵まれ 有意義な時間を過ごす事が
          できましたことは 自分にとって大変うれしく 心よりお礼申しあげます。ありがとうございました。
          どこかで 会う機会がございますよう願っております。             市民パビリオンボランティア 長瀬郁祥
       

3月

私の仕事です。

大須くるみのニュースパズル