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 俳優 ゴルシュコフ ご紹介
   
 Познакомтесь、

 
とりくみ(日程)
Горшков.
 
  

 私の大好きな俳優は、モスクワに住む、ロシア人
アレクサンドル ゴルシュコフ。愛称は、シューラ。 
ユーゴザーパド劇場所属のシューラをご紹介しましょう。


私が初めてみたロシアのお芝居は「検察官」 
 オーシップを演じる シューラ です。
 このオーシップ役で、大ファンになりました。

 ある年、モスクワの町で、パパは大柄なバチェスラフさん、ママは美人のリュボーフィさん、ゴルシュコフ家の長男として産まれました。

 いたずらっ子の目立ちたがり屋の小学生時代、芝居が大好きで、子ども演劇サークルですでに俳優として活躍していました。

 いくつか芝居や映画を見て、戯曲、文学作品を読み、勉強も大好きで「将来は俳優になる」と12歳の頃には決めていたそうです。


  
2002年1月撮影

     
         2005年1月撮影
 
 ロシアでプロの俳優と呼ばれるには、演劇大学を卒業しなければなりません。国立演劇大学への入学は厳しく、在学中も、講義に実技に創造にと朝から夜まで厳しい4年間の演劇大学俳優学課生活です。
 大学を卒業しても、劇団に就職するためには、希望する劇団の演出家たちに認められなければなりません。
 
 シューラの大学時代のスダコーワ専任教授と、当時すでにモスクワの若者たちに人気の演出家、ワレリー ベリャコビッチ氏とは深いつながりがあり、シューラもベリャーコビッチ氏を尊敬していました。みなに認められ、1993年ユーゴザーパド劇場へ就職しました。
 ユーゴザーパド劇場で活躍している女優カリーナ ドイモントさん(ジュリエット役で有名)と、細身の男優 マクシム シャヘットさんは同じ大学で学び、同じ劇団に就職をした、大の仲良しです。
 
 シューラは、やや太目の身体で、グロテスクな役、道化役も得意としています。いくつかの役を演じることができます。アメリカ・フランス・ドイツ・韓国などの海外公演も多く経験しています。
 舞台の上で存在感のある俳優として、大活躍しています。劇団の俳優たちのまとめ役・学級委員長のような役目も得意で、旅公演などは、みなの健康・生活管理もしているそうです。

 来日公演も多く、「静かで落ち着いている日本が大好き」といつも言います。
「また、日本公演に行きたい」が、彼の大きな夢です。





 劇場25周年記念誌に演出家ベリャ―コビッチ氏が彼を評価して書いています。
 「ゴルシュコフは、どんな役、それがチョイ役でも主役でも、軽くやっておこうということはしない。彼の演技は、それぞれ思考力のある知的な特徴がある。道化とかグロテスク表現も凄まじい才能がある俳優だ」。

 また、03年来日時、ベリャ―コビッチ氏は私に語ってくれました。
「(お気に入り俳優が)ゴルシュコフとは、良い俳優を選んだね。彼と僕は芝居に関して同じ意見をもっているんだよ」。



ユーゴザーパド劇場での主な出演作品と役柄
        2005年2月1日現在


「夏の夜の夢」=ディミトリー
「ハムレット」=墓堀人ほか
「ロミオとジュリエット」=ベンボーリオ
「検察官」=オーシップ
「結婚」=
主役のアガーフヤ(女装です)、
「じゃじゃ馬ならし」=ボンディーロ 
「巨匠とマルガリータ」=バレヌーハ
「旅籠屋の女主人」=グラフ
「自殺者」=
主役のセミョーン
「ワリプルギエヴァの夜」=ミハイリッチ
「マクベス」=サリダット
ほか、



劇場に並ぶ俳優の写真。左端がシューラ



「巨匠とマルガリータ」から
人気のヴァレヌーハ 役


シェークスピア「夏の夜の夢」から
 


 

ゴーゴリー 作の 「結婚」から ↑ と  ↓
 抱腹絶倒の喜劇

       



「自殺者」から、以前の役 エゴルシュカ
 2005年からは主役の セミョーン です。



 演出家もめざす
 
 ユーゴザーパド劇場に所属する俳優としての大活躍とともに、仲間と作った劇団「NotaBene」では、演出家として活躍しています。
 シューラ演出の「巨匠とマルガリータ」は、原作に忠実に、でも余分はすべて剥ぎ取った骨太の作品となっており、いま若者達に静かな人気作となっています。

NotaBene劇団「巨匠とマルガリータ」
 悪魔のヴォウランドを演じる シューラ
 
 





NotaBene劇団の「巨匠とマルガリータ」
劇評する新聞紙面の
日本語訳はこちら

 


「結婚」でのフランス公演のときに
2003年夏  撮影は 私ではありません




こんな顔、ふだんにもやっています




ちょっと不思議なはなし

 2000年夏にアエロフロート航空の飛行機に乗り、モスクワへ行きました。 機内で手にしたアエロフロート機内誌「オーロラ」2000年夏号には、
ユーゴザーパド劇場案内が載っていました。
 この時の私はまだ、まったくロシア演劇も、
ましてやユーゴザーパド劇場のことも知りませんでした。

 が、↑の紙面の写真がすごく印象に残りました。
「なにか不思議な写真だ」と。

だから、この「オーロラ」誌を大事に、それも往復ともに持ってかえりました。
 その後、ユーゴザーパド劇場が来日し、彼らの芝居に惚れたのです。

彼らのエネルギーは雑誌の写真からもあふれ出ていたのでしょうか。
 写真には、「夏の夜の夢」のドミトリーを演じるシューラが真ん中にはっきり写っています。
とても印象深い写真です。